生活習慣2026-06-24
寝る前のスマホはなぜ良くない? ブルーライトと睡眠
画面の光が「夜」を遅らせる
スマホやタブレット、PCの画面は、体内時計に影響しやすい青色域(ブルーライト)を多く含む光を発します。 夜にこの光を浴びると、脳が「まだ昼だ」と勘違いし、眠りの準備が遅れてしまいます。
研究でわかったこと
Chang ら(2015)の研究では、就寝前に光を発する電子書籍リーダーを使った場合、紙の本を読んだ場合と比べて次のような違いがみられました。
- 寝つくまでに時間がかかった
- 睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が遅れた
- 体内時計が後ろにずれた
- 翌朝の眠気が強く、すっきりしにくかった
また Cajochen ら(2011)は、LEDバックライトの画面を夜に見るとメラトニンが抑えられ、眠気が減って認知機能(覚醒度)に影響することを示しました。
今日からできる工夫
- 就寝1〜2時間前から画面の使用を控える
- 使う場合は画面を暗くし、ナイトモード(暖色)を活用する
- ベッドにスマホを持ち込まない。目覚まし用なら手の届かない場所に置く
- 寝る前は読書・ストレッチなど、光の少ない過ごし方に切り替える
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まとめ
- 就寝前の画面の光は、寝つきを遅らせ睡眠の質を下げやすい
- 「寝る前1〜2時間は画面オフ」を目標に、できる範囲から始めましょう
※ 本記事は一般的な情報提供であり、医療上の診断・助言ではありません。
出典(原著論文)
- Chang AM, et al. Evening use of light-emitting eReaders negatively affects sleep, circadian timing, and next-morning alertness. PNAS, 2015.
- Cajochen C, et al. Evening exposure to a light-emitting diodes (LED)-backlit computer screen affects circadian physiology and cognitive performance. Journal of Applied Physiology, 2011.
※ 本記事は一般的な情報提供であり、医療上の診断・助言ではありません。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。