生活習慣2026-06-21
運動は睡眠を良くする? 効果と運動の時間帯
運動は睡眠の味方
「運動した日はよく眠れた」という実感には、研究の裏づけがあります。 Kredlow ら(2015)のメタ分析では、定期的な運動も、1回の運動も、睡眠に良い影響(寝つきの改善、睡眠時間や睡眠の質の向上など)をもたらすことが示されました。
運動は睡眠を整え、睡眠は日中の活動を支える——両者は良い循環をつくります。
どんな運動がよい?
- ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を、無理のない範囲で続けるのが基本
- 「特別な運動」でなくても、日常の活動量を増やすだけでも役立つ
- 大切なのは習慣として続けること
「夜の運動」は避けるべき?
「夜に運動すると眠れなくなる」とよく言われますが、必ずしもそうではありません。 Stutz ら(2019)の系統的レビューでは、夕方〜夜の運動は、全体としてはむしろ睡眠をやや改善する傾向があり、睡眠を妨げないことが示されました。
ただし例外があります。
- 就寝の約1時間前までに終わる激しい運動は、寝つきを悪くする可能性がある
- 夜は軽め〜中程度の運動にとどめ、就寝直前の高強度運動は避ける
まとめ
- 日中の運動・身体活動を習慣にすると、睡眠の質が高まりやすい
- 夜の運動も基本的にはOK。ただし就寝直前の激しい運動は控える
- 「ねむらぼ」で記録をつけ、運動した日の睡眠の変化を見てみましょう
※ 持病がある場合や運動に不安がある場合は、無理をせず専門家にご相談ください。本記事は一般的な情報提供であり、医療上の診断・助言ではありません。
出典(原著論文)
- Kredlow MA, et al. The effects of physical activity on sleep: a meta-analytic review. Journal of Behavioral Medicine, 2015.
- Stutz J, et al. Effects of Evening Exercise on Sleep in Healthy Participants: A Systematic Review and Meta-Analysis. Sports Medicine, 2019.
※ 本記事は一般的な情報提供であり、医療上の診断・助言ではありません。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。