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睡眠と健康2026-06-27

睡眠不足だと太りやすい? 睡眠と体重の関係

夜更かしと食欲の関係を、月とパンを添えてやさしく描いたイラスト

「寝不足だと食べすぎる」には理由がある

睡眠不足の翌日、つい甘いものや高カロリーのものが欲しくなる——これは気のせいではありません。 睡眠は、食欲を調整する2つのホルモンに影響します。

  • レプチン:満腹を伝え、食欲を抑えるホルモン
  • グレリン:空腹を伝え、食欲を高めるホルモン

研究でわかったこと

Spiegel ら(2004)の研究では、健康な若い男性の睡眠を短く制限すると、

  • 食欲を抑える レプチンが低下
  • 食欲を高める グレリンが増加
  • その結果、空腹感と食欲(とくに高カロリー食への欲求)が強まった

つまり睡眠不足は、「食べすぎやすい」ホルモン状態をつくり出すのです。

睡眠不足は肥満と関連する

Cappuccio ら(2008)のメタ分析では、睡眠時間が短い人ほど肥満になりやすいという関連が、子どもでも大人でも一貫して認められました。

睡眠不足が体重に影響する経路は、食欲ホルモンの乱れに加えて、

  • 起きている時間が長く、間食の機会が増える
  • 日中の疲れで活動量(運動)が減る
  • 血糖の調整(インスリン感受性)が乱れやすい

など複数が考えられています。

まとめ

  • 睡眠不足は食欲ホルモンを乱し、食べすぎを招きやすい
  • 短時間睡眠は肥満と関連する
  • ダイエットや体調管理の土台として「十分な睡眠」も意識しましょう

関連記事:「推奨睡眠時間はどれくらい?」「睡眠負債とは?」もどうぞ。

※ 本記事は一般的な情報提供であり、医療上の診断・助言ではありません。体重や健康の悩みは医療機関・専門家にご相談ください。

出典(原著論文)

  1. Spiegel K, et al. Brief communication: Sleep curtailment in healthy young men is associated with decreased leptin levels, elevated ghrelin levels, and increased hunger and appetite. Annals of Internal Medicine, 2004.
  2. Cappuccio FP, et al. Meta-analysis of short sleep duration and obesity in children and adults. Sleep, 2008.

※ 本記事は一般的な情報提供であり、医療上の診断・助言ではありません。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。